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写性 …SHASEI…
第40章 薔薇の絵
「お父様どう?」

「うん綺麗だ。でも、いずみは何もしないでも綺麗なんだよ。」

とにかく、僕が傷つけてしまわないように言葉を選ぶ。

「良かったわね。いずみさん。お父様に嫌われなくて…」

「は、はい。」

「じゃあ向こういきましょ。お父様がお仕事終わるまで遊んであげるから。」

沙絵がソファーに移動する。いずみは遅れないように着いていった。

「まずは、縄化粧をするわよ。
ビキニみたいな可愛いのにしてあげる。」

「ありがとうございます。」

いずみに沙絵が縄化粧を施すと言うので、僕は絵に戻る。

いずみは沙絵の言いなりで、縄を結びやすいようにしていた。

赤い細めの縄を何本も使ってショーツの部分が出来上がった。

前側にはウエストの横線と、股に向かって2本がふんどしのように渡っている。

股には瘤を作った縄が通された。

お尻側は凄く時間が掛かっていた。

沙絵はさも慣れているかのように装っているが、ネットなどの情報だけで、実際に人を縛るのは、いずみが初めてなはずだ。

キツく縛り過ぎないように指導する。

「沙絵、編み目を大きくしたいなら、2、3回交差させてからわけていくんだよ。」

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