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写性 …SHASEI…
第40章 薔薇の絵
「沙絵、ペットをこっち向けて可愛いがってよ。」

「ふは?お父様?」

「絵にするくらいいいだろう?」

絵を理由に二人の行為を中断させる。

「ん…湧いた創作意欲は邪魔しないわ。
どうぞ。」

先生は見ていたんだ。
ワタシのことを…見ていたんだ…

嬉しさと哀しみが訪れる。
でも、もっと辛い試練が待っていた。

クルッと向きを変えられて、先生の方を向かされる。

先生はもうこちらを向いていた。

沙絵の施した縄化粧は、乳首より外側に輪が掛けられ、何本も使ってそこから外側に網目が拡がっていった。

残った端が背中と首に回される。最後に胸の上下に縄が通され、端がお尻の縄に結ばれていた。

ギュンと結ばれて、乳房が飛び出し、網目に無理矢理詰め込まれたように乳房が盛り上がり、沙絵の愛撫に濡れて光っていた。


「お父様、さっきの背中側も絵にしたでしょう。」

「ああ、無断で済まない。」

「仕方ないわね。その瞬間を逃したらチャンスは来ないもの。」

愛し合い、芸術という共通の舞台を持っている。
そして父娘という強い繋がりもある。

羨ましくて仕方なかった。
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