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写性 …SHASEI…
第42章 犬
「少し背もたれから離れててね。」
ソファーの背もたれを倒しベッドにする。
「横になって、いずみさん。」
冷やしたタオルがおでこと目に掛かるように置いた。
「何かいい香りがします。」
「ラベンダーのアロマオイルよ。
乳首、お薬塗るわよ。」
薬を塗り乳首の周りだけ冷やして、毛布を掛ける。
また髪を鋤きながら話し掛けた。
「ご主人には、もう愛情はないの?」
「はい、8年前、先生と会って…
女の喜びを知りました。
本当の愛も…
先生に愛される沙織さんや沙絵さんを憎いと思うほどの強い愛を覚えたの…
そうしたら、主人とは、愛じゃないこともわかり
主人も、ワタシを妻という名の道具としか思ってないことも見えてきました。
特にsexに関しては、利己的で受け入れられないものだったの…
今は、家族ごっこをしてるだけ…
どうしても
主人を愛せない
愛してるのは
先生………」
いずみさんの想いを聞いた。8年前の想いが今も続いていることも…
この人しかいない。
そう言い切れる人に私も出会えるのだろうか。
よほど疲れていたのか、いずみさんは話しながら眠ってしまった。
ソファーの背もたれを倒しベッドにする。
「横になって、いずみさん。」
冷やしたタオルがおでこと目に掛かるように置いた。
「何かいい香りがします。」
「ラベンダーのアロマオイルよ。
乳首、お薬塗るわよ。」
薬を塗り乳首の周りだけ冷やして、毛布を掛ける。
また髪を鋤きながら話し掛けた。
「ご主人には、もう愛情はないの?」
「はい、8年前、先生と会って…
女の喜びを知りました。
本当の愛も…
先生に愛される沙織さんや沙絵さんを憎いと思うほどの強い愛を覚えたの…
そうしたら、主人とは、愛じゃないこともわかり
主人も、ワタシを妻という名の道具としか思ってないことも見えてきました。
特にsexに関しては、利己的で受け入れられないものだったの…
今は、家族ごっこをしてるだけ…
どうしても
主人を愛せない
愛してるのは
先生………」
いずみさんの想いを聞いた。8年前の想いが今も続いていることも…
この人しかいない。
そう言い切れる人に私も出会えるのだろうか。
よほど疲れていたのか、いずみさんは話しながら眠ってしまった。