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写性 …SHASEI…
第45章 旅立ち
「お誕生日?」
「ああ、遅くなったけど、ケーキとプレゼント。」
「あ、ありがとう。」
「第2のピーター先生を探しにいくのか?」
「へっ?」
「だから、アメリカ人のいい男を探しにいくのか?」
「あははっ…カメラの勉強をしにだよ。
まぁ、それもあるけど…」
「そ…れは…日本人は対象外てことか?」
「え…?」
「いや、なんでもない。早くケーキ開けてみてよ。」
翔がそっぽを向いてゴニョゴニョ言ったことが聞き取れなかった。
そちら側にいるお父様は苦笑いしていたけど…
「あ…」
「サッカーボールもそうだけど、カメラもデコレーションとしては職人泣かせだね。」
またまたチョコレートオンリーで飾り付けられたケーキを見て、皆で笑った。
「さあ、蝋燭立てて?」
「うん…これ全部?」
「そりゃそうだよ
全部消せるかが重要なんだから…
準備終わるまで歌ってやるから…」
「うん…」
歌が始まり蝋燭を立てていく。三度目の誕生、アメリカでの新しい人生に向けて、翔と祝う。
とても嬉しい記念だった。
フゥゥゥゥ…
二人に見守られ、無事蝋燭を吹き消した。
「おめでとう。今年もいい年になるなっ。」
屈託のない笑顔で言われ、本当にそうなると勇気をもらえた。
「ああ、遅くなったけど、ケーキとプレゼント。」
「あ、ありがとう。」
「第2のピーター先生を探しにいくのか?」
「へっ?」
「だから、アメリカ人のいい男を探しにいくのか?」
「あははっ…カメラの勉強をしにだよ。
まぁ、それもあるけど…」
「そ…れは…日本人は対象外てことか?」
「え…?」
「いや、なんでもない。早くケーキ開けてみてよ。」
翔がそっぽを向いてゴニョゴニョ言ったことが聞き取れなかった。
そちら側にいるお父様は苦笑いしていたけど…
「あ…」
「サッカーボールもそうだけど、カメラもデコレーションとしては職人泣かせだね。」
またまたチョコレートオンリーで飾り付けられたケーキを見て、皆で笑った。
「さあ、蝋燭立てて?」
「うん…これ全部?」
「そりゃそうだよ
全部消せるかが重要なんだから…
準備終わるまで歌ってやるから…」
「うん…」
歌が始まり蝋燭を立てていく。三度目の誕生、アメリカでの新しい人生に向けて、翔と祝う。
とても嬉しい記念だった。
フゥゥゥゥ…
二人に見守られ、無事蝋燭を吹き消した。
「おめでとう。今年もいい年になるなっ。」
屈託のない笑顔で言われ、本当にそうなると勇気をもらえた。