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写性 …SHASEI…
第46章 出会い
お医者さんと彫師、職業のイメージも逆転していて面白い二人だった。
「話に花が咲いてるところを悪いんだけど、沙絵、シフトの時間終わりだよ。」
「oh、ずいぶん早いお帰りだ。」
「18のレディだよ。グレン夫妻のところにステイしてるんだって…」
「じゃあ、僕たちもこれであがって送るよ。」
グレン夫妻が日本の留学生を受け入れていることは、この辺の親日家には知られているらしい。
「ボブとジョン、私に構わずもっと楽しんでいってください。」
「いや、店はまた来るからいいんだよ。」
二人は会計を済ませ裏のスタッフ出口の外で待っていてくれた。
「さぁ、Sae〜帰りますよ〜」
二人が両サイドに立つ。カウンターで座っていたから気付かなかったが二人とも180を超え、ジョンは190近く有りそうなほどの大男だ。
ボブは細身だが、それでもお父様よりがっちりしていて、ジョンは医者というよりスポーツ選手のような体型、ガードマンを従えているような気分だった。
地下鉄で2駅、そこから10分の道のりだが、二人が一緒だと心強かった。
グレン夫妻の家はアパートメントだ。彼らは玄関先まで送ると言って聞かない。
「話に花が咲いてるところを悪いんだけど、沙絵、シフトの時間終わりだよ。」
「oh、ずいぶん早いお帰りだ。」
「18のレディだよ。グレン夫妻のところにステイしてるんだって…」
「じゃあ、僕たちもこれであがって送るよ。」
グレン夫妻が日本の留学生を受け入れていることは、この辺の親日家には知られているらしい。
「ボブとジョン、私に構わずもっと楽しんでいってください。」
「いや、店はまた来るからいいんだよ。」
二人は会計を済ませ裏のスタッフ出口の外で待っていてくれた。
「さぁ、Sae〜帰りますよ〜」
二人が両サイドに立つ。カウンターで座っていたから気付かなかったが二人とも180を超え、ジョンは190近く有りそうなほどの大男だ。
ボブは細身だが、それでもお父様よりがっちりしていて、ジョンは医者というよりスポーツ選手のような体型、ガードマンを従えているような気分だった。
地下鉄で2駅、そこから10分の道のりだが、二人が一緒だと心強かった。
グレン夫妻の家はアパートメントだ。彼らは玄関先まで送ると言って聞かない。