この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
写性 …SHASEI…
第46章 出会い
ほぅ…
「日本人の肌はきめ細かくてやはり美しい。」
ボブが顔を赤くして誉める。
図案のコピーをあてがいサイズを見る。私はなるべく大きくしたかったが、平面で取れる最大限は真ん中のサイズだと言われた。
「タトゥーなど入れたらもったいない綺麗な肌なのに…」
「ボブ、もう決めたの。私のルーツを私に刻む。お願いしますね。」
「じゃあ、少し始める?」
「もちろん。」
使い捨てのショーツに履き替えてベッドに横たわった。
「Saeだからって、特別なことはしないよ。痛くても我慢するんだよ。」
アイシングして感覚を少し麻痺させるだけ。
私はボブに微笑んで答えた。
まずはハートの輪郭部分を描く。ポイントになるところに針を刺す。刺したところから血が滲むが、構わず色を入れないと深いところに色が落ち着かず、表面に浮いたり薄くなってしまう。
説明しながらボブが針を刺した。
チクッ…
っ…
チクッ…
っぅ…
色を乗せた2度目は、場所も痛みもわかっているから痛く感じた。
「Sae…大丈夫?」
「大丈夫、何か話をして?
ジョンはどんなお医者さんなの?」
「小児科のオペ専門だよ。彼はね。孤児なんだ。面倒を見てくれた牧師がいてね。自分も子供のために働きたいって…」
「日本人の肌はきめ細かくてやはり美しい。」
ボブが顔を赤くして誉める。
図案のコピーをあてがいサイズを見る。私はなるべく大きくしたかったが、平面で取れる最大限は真ん中のサイズだと言われた。
「タトゥーなど入れたらもったいない綺麗な肌なのに…」
「ボブ、もう決めたの。私のルーツを私に刻む。お願いしますね。」
「じゃあ、少し始める?」
「もちろん。」
使い捨てのショーツに履き替えてベッドに横たわった。
「Saeだからって、特別なことはしないよ。痛くても我慢するんだよ。」
アイシングして感覚を少し麻痺させるだけ。
私はボブに微笑んで答えた。
まずはハートの輪郭部分を描く。ポイントになるところに針を刺す。刺したところから血が滲むが、構わず色を入れないと深いところに色が落ち着かず、表面に浮いたり薄くなってしまう。
説明しながらボブが針を刺した。
チクッ…
っ…
チクッ…
っぅ…
色を乗せた2度目は、場所も痛みもわかっているから痛く感じた。
「Sae…大丈夫?」
「大丈夫、何か話をして?
ジョンはどんなお医者さんなの?」
「小児科のオペ専門だよ。彼はね。孤児なんだ。面倒を見てくれた牧師がいてね。自分も子供のために働きたいって…」