この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
写性 …SHASEI…
第46章 出会い
『ヒュー…ヒュー…お、と…さま…苦しいっ…ヒュー…ヒュー


ヒュー…ヒュー…それ…いやっ…ヒュー…』


『沙絵、これをすると苦しいのがなくなって悪いものが出ていくんだよ。
嫌でも使おうね。』

ヒュー…ヒュー…
お父様…沙絵はもう強くなったの…スプレーは嫌っ…

「Sae、Sae…『お父様』は居ない。ここはアメリカだ。自分の身は自分で守るんだ。」

いや…いや…スプレーは…いやぁ…


「ああ…発作だけでなく、パニック症状まで起こしてるな。ボブ、抜け駆け悪いが、俺の口にスプレー掛けてくれ。」

車を裏に着けてスタッフルームに行けば、いきなり切迫した雰囲気になっていた。


ジョンがSaeの鼻を摘まんで口を抉じ開けて気道を確保する。

僕がジョンの口にスプレーを思い切り吹き掛けると、すぐさま唇を合わせてジョンが息を吹き込んだ。


ヒュッ、ヒュッ、

Saeは陸にあげられた魚のように口をパクパクするが、喉が締まっていて息を吸えていない。

「もう一度。」

スプレーをたっぷりジョンが吸い込む。

ジョンはSaeの胸元に手を置き、肺の様子を探りながら息を吹き込んだ。

ジョンの肺活量とSaeとじゃ、差が有りすぎる。気をつけないとSaeの肺が破裂してしまう。

僕はピクピクと痙攣するSaeの手足を擦り血流を促す。
/841ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ