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写性 …SHASEI…
第46章 出会い
僕たちは、二人だけの間合いを持っている。
パートナーだから出来ることだ。

「だから、さっさと車を持って帰って、大きい車に買い換えようと言ったじゃないか。」

「あはは…マットレスは言い過ぎだった。美女と野獣にしておくよ。
その代わり反応するなよ。」

僕は二人にシートベルトを掛けて、車を静かに発進させた。

「グレン夫妻にはどうするか?」

「ジョン、僕が降りて説明するよ。心配で見に来るかもしれないから、反応させるなよ?」

「あ、ああ…」

「不確かな返事だな。Japaneseの娘一人に…」

「ボブだってそうだろ?
説明してその日に施術なんて絶対しないだろうが、Saeにねだられたか?」

「まあまあ、グレン夫妻は許すだろうか?」

「俺たちが医者なのはこの辺じゃ通ってるし、女に手を出さないってのも定評じゃないか?」

「まあね。その不動の神話も仲も崩れつつあるけどな。」

「仲は崩れないだろ。俺たちの仲は、」

「Saeがどちらかを選んだらどうする?」

「俺はお前を取るよ。」

「俺もだよ。

その前にSaeがどちらかを選ぶってのが自信過剰じゃないか?俺たち…」

「あはは…相手はSaeだしな。」
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