この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
写性 …SHASEI…
第47章 Rose
一見エスコートのようだが、半ば連行されて受付に行く。
手続きの間に診察室に行って一番に呼ぶからと宣言されて、ジョンは行ってしまった。
急に心細くなる。
独特の臭いに周りの雰囲気、やっぱり病院は苦手だ。
そんな時にナースに直接案内される。
緊張する間もなく診察室に案内された。
「ようこそ、Sae。」
ただ白衣を羽織っただけの違い、なのにお父様の着物を彷彿させる。
仕事着を身に付けた男の仕事の顔。
いつもおちゃらけ担当のジョンがかっこよく見えた。
まあ、元から整った顔立ち、均整の取れた体躯をしてはいるのだけど…。
「Sae、見とれてるんじゃないよ?ここは診察室。
俺は医者、君は患者。」
当たり前のセリフにドキリとした。
「まずは、呼吸の音を聞くよ。」
ワンピースだった私は背中のファスナーに手を回す。
「ハハッそのままでいいよ。」
服の上から聴診器を当てられた。
「俺にドキドキしてる?
ここは恋の診察は受け付けてないからな。」
ニカッと笑うジョンがジョークで言っているのはわかるが、余計にドキドキした。
コホッ…コホッ…
噎せて咳が出た。
「ん〜肺がゴロゴロいってるな。」
手続きの間に診察室に行って一番に呼ぶからと宣言されて、ジョンは行ってしまった。
急に心細くなる。
独特の臭いに周りの雰囲気、やっぱり病院は苦手だ。
そんな時にナースに直接案内される。
緊張する間もなく診察室に案内された。
「ようこそ、Sae。」
ただ白衣を羽織っただけの違い、なのにお父様の着物を彷彿させる。
仕事着を身に付けた男の仕事の顔。
いつもおちゃらけ担当のジョンがかっこよく見えた。
まあ、元から整った顔立ち、均整の取れた体躯をしてはいるのだけど…。
「Sae、見とれてるんじゃないよ?ここは診察室。
俺は医者、君は患者。」
当たり前のセリフにドキリとした。
「まずは、呼吸の音を聞くよ。」
ワンピースだった私は背中のファスナーに手を回す。
「ハハッそのままでいいよ。」
服の上から聴診器を当てられた。
「俺にドキドキしてる?
ここは恋の診察は受け付けてないからな。」
ニカッと笑うジョンがジョークで言っているのはわかるが、余計にドキドキした。
コホッ…コホッ…
噎せて咳が出た。
「ん〜肺がゴロゴロいってるな。」