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写性 …SHASEI…
第47章 Rose
語学スクールにいって、アトリエに向かい、バイトに行く。
腫れ具合でタトゥーを入れにボブのところに行き、週に一度は二人の家に呼ばれる。

「Sae〜、次の休みは観光に行こう。」

「へ?」

「車を買い換えたからドライブしよう。」

「でも、自分の撮りたいものを見つけないと…」

「アメリカを満喫しないと探しものも見つからないさ。」




車は大型の高級車に変わっていたが、やはりどう座るかで揉めて、私が1人で後ろに座るで落ち着いた。


「やっぱり自由の女神だよな。」

ボブがソフトクリームを買ってくる。

「そしてこのポーズだろう。」

二人してソフトクリームで女神のポーズを取る。

本物を真ん中に写真に収めた。

「Saeも入って〜」

三脚を出して三人で撮る。

「おぅ…俺たちの女神の方が美人でキュートだ。」

チュッと両サイドから頬にキスされた写真になった。

楽しい。
そんな感情も忘れて、義務的に生活していたことに気づかされた。


「Saeが早くに二十歳にならないかなぁ〜」

「なんで?」

「お洒落なバーに連れていって一緒に酒が飲みたい。」

「2年くらいすぐ経つわよ。」

「だってSae帰っちゃうじゃないか。」
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