この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
写性 …SHASEI…
第48章 自慰
愛されているということを実感できる眼差しだった。
「来なかったね。昨日の奴。」
授業が終わるとボブはそういって事務室に向かう。
事務の女性に話しかけて彼のことを上手く聞き出していた。
「Sae、安心しなよ。彼は日本に帰国したらしいよ。昨日、スクールを辞めたらしい。
前払いした授業料を返して欲しいと揉めたらしく、勤め先から離職証明をもらったらしいから、確かだよ。」
「あぁ、良かった。」
「元々病んでて離職したらしいから、帰国に向けて最後の強行って感じだったのかもね。
まあ、しばらく出来る限りは送迎するけど、Saeも用心しろよ。」
「ありがとう。」
お父様と同じように一緒居てくれる。守ってくれる。ボブも、そしてジョンも一緒なのは心強かった。
「じゃあ、僕の店に行ってタトゥーを仕上げよう。」
今日でタトゥーが仕上がる。お父様といずみさんのイニシャルを入れれば完成なのだ。
赤いハートの中に曼珠沙華を思わせる花火のような模様。それを縁取る紺の模様から生えたようにハートの左右に入れるIとYの文字。
タトゥーが完成したら撮りたいと思っていたポーズも決めてあった。
今日はシフトは入ってないけど、レストランで3人で完成記念をすることになっていた。
「来なかったね。昨日の奴。」
授業が終わるとボブはそういって事務室に向かう。
事務の女性に話しかけて彼のことを上手く聞き出していた。
「Sae、安心しなよ。彼は日本に帰国したらしいよ。昨日、スクールを辞めたらしい。
前払いした授業料を返して欲しいと揉めたらしく、勤め先から離職証明をもらったらしいから、確かだよ。」
「あぁ、良かった。」
「元々病んでて離職したらしいから、帰国に向けて最後の強行って感じだったのかもね。
まあ、しばらく出来る限りは送迎するけど、Saeも用心しろよ。」
「ありがとう。」
お父様と同じように一緒居てくれる。守ってくれる。ボブも、そしてジョンも一緒なのは心強かった。
「じゃあ、僕の店に行ってタトゥーを仕上げよう。」
今日でタトゥーが仕上がる。お父様といずみさんのイニシャルを入れれば完成なのだ。
赤いハートの中に曼珠沙華を思わせる花火のような模様。それを縁取る紺の模様から生えたようにハートの左右に入れるIとYの文字。
タトゥーが完成したら撮りたいと思っていたポーズも決めてあった。
今日はシフトは入ってないけど、レストランで3人で完成記念をすることになっていた。