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写性 …SHASEI…
第48章 自慰
選んでいくのは、立つ座る歩くという基本動作を中心にしたもの。

グレーと水色の間のような色の壁のアトリエで、一緒に撮るオブジェになるのは、ボブとジョンにプレゼントされたテーブルと椅子と鏡、それと歴代のカメラたち、わざとらしくオブジェを足したくはないが、どこか単調だ。

「Sae〜これを足したら?自己紹介も兼ねているんでしょう?」

ボブが指差したのは、カメラのストラップにある日本とアメリカの国旗。

しかし、国旗を持つ絵は単調だ。

「地図はどう?」

ジョンが言う。

「床に敷けば、オブジェ過ぎずにみえるんじゃない?」

二人はそういうと翌日には日本地図とアメリカの地図をアトリエに持ってきてくれる。

アトリエに敷かれたアメリカの地図。
何となく今住む場所に立ってみる。

『立つ』

私は独り立ちしたことを誰に見て欲しいか…

それは、私を育ててくれたお父様、お母様、いずみさん。

私は、今立っている場所から日本の方角を見つめた。遠くにいるお父様を探すように…

前屈みでシャッターを切るとちょうど首から掛けたカメラが秘部を隠していた。

今回、自撮する際に意識したのは、無用にヌードを晒さないこと。
わざとらしくないポーズで自然に恥部を隠した。

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