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写性 …SHASEI…
第48章 自慰
ここでもボブとジョンが、色んなジョイント部品を組み立てて、窓枠に取り付けて鏡の高さや向きが微調整できるものを作ってくれた。

その後は、お日様と相談し、鏡の角度を変え、カメラの露出や感光を調整して、そこが光でぼやけた写真が撮れるまで、何度も撮影して現像した。

そしてその窓際に向かい歩を進める『walk』

それは窓枠とカーテンと日射しだけでオブジェは使わないことにした。

何百枚と撮って、選んだのは8枚。

ボブとジョンはもったいないからもっと選ぼうと言ったけど、似通ったものや、性を連想させるものを避けると、やはりこの8枚で十分だった。

トムに連絡を入れるとすぐにアトリエに駆け付けてくれた。

8枚は少ないとも言われたが、七五三の時に記念撮影した写真の装丁を説明する。

見開きの左側は白紙で、作品との間に和紙を挟む。

白は無色。そこに見いだせる残像の色、1ページごとに白でリセットされる。

説明をするとトムは、空間を持つ本になる。と、装丁アイデアを喜んでくれた。

また、表紙カバーは無くして、本の外側部分を光沢紙を使い、『I』の写真は、写真感を持たせたいことも、説明した。

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