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写性 …SHASEI…
第49章 出産
もう女性は愛せない、愛さない。
そう思っていた。
日本びいきではあったけど、レストランバーでSaeを一目見て、彼女のような強さ、いや彼女以上の強さと輝きを感じた。
綺麗だ。可愛い。健気で、かつ、たくましい。
もっとSaeのことを知りたい。
隣でジョンが僕と同じ目をしているのに気が付いた。
僕たちは恋人、いや夫婦と同じくらいの絆がある。
医者になったのにタトゥーに魅せられて彫師になるときも、ジョンは後押しし、日本での修行をサポートしてくれた。
いつも二人でいると寄ってくる女性を、ジョンは上手く遠ざけてくれた。
極度な女性不信は治ったものの、自分から近づくなんてまだまだ出来なかった。
ジョンとの関係を終わりにするつもりは全くない。
Saeは留学生だ。
いずれ日本に帰るだろう。
親しい友達、いや兄貴になれればいい。そう思っていた。
ところがSaeがタトゥーを入れたいと言ってきた。
あまりの真剣さにポリシーを捨てて施術に入る。
タトゥーのために見たSaeの白い肌に、純粋に触れたいという気持ちが湧いた。
このままジョンとの関係は隠して、仲良く、楽しく、三人で…
そう思っていた。
そう思っていた。
日本びいきではあったけど、レストランバーでSaeを一目見て、彼女のような強さ、いや彼女以上の強さと輝きを感じた。
綺麗だ。可愛い。健気で、かつ、たくましい。
もっとSaeのことを知りたい。
隣でジョンが僕と同じ目をしているのに気が付いた。
僕たちは恋人、いや夫婦と同じくらいの絆がある。
医者になったのにタトゥーに魅せられて彫師になるときも、ジョンは後押しし、日本での修行をサポートしてくれた。
いつも二人でいると寄ってくる女性を、ジョンは上手く遠ざけてくれた。
極度な女性不信は治ったものの、自分から近づくなんてまだまだ出来なかった。
ジョンとの関係を終わりにするつもりは全くない。
Saeは留学生だ。
いずれ日本に帰るだろう。
親しい友達、いや兄貴になれればいい。そう思っていた。
ところがSaeがタトゥーを入れたいと言ってきた。
あまりの真剣さにポリシーを捨てて施術に入る。
タトゥーのために見たSaeの白い肌に、純粋に触れたいという気持ちが湧いた。
このままジョンとの関係は隠して、仲良く、楽しく、三人で…
そう思っていた。