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第49章 出産

行きの飛行機で隣の人が出版社の人だったのです。

カメラの勉強の為に渡米することに興味を示してくれました。

お父様が一番お怒りなのはタトゥーのことだと思いますが、私にとって愛の象徴、そして本当の愛を貫き続けて欲しいと願いを込めて痛みに耐えました。

タトゥーを入れることで私に大きな変化がありました。
彫師のボブとその恋人で医者のジョンと出会えたのです。』

タトゥーの流れからボブとジョンのことにうまく触れられた。

文章にすると気持ちの整理がつく。二人への素直な想いを綴ることができた。


『今二人は私の大事な人で、二人にとっても他の二人は大事な人です。


三人の誰かが欠けても生活が成り立たないのです。
たまたま、出版に伴いステイ先にも迷惑がかかりそうなので、二人の住まいに引っ越すことにしました。

一人に絞れなくてごめんなさい。』

三人での愛、変わっているかもしれないが、それが私達の形。

そうだ。イメチェンしたら、庭で三人の写真を撮ろう。
文章よりはっきりと二人の良さを伝えられるだろう。
そして、ここに越してきた記念にうちにも飾ろう。