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写性 …SHASEI…
第50章 出発
「ご覧のとおりよ。見えないでしょうけど
夏には次の写真集を出すから見ればわかるわ…」
とりあえず次の出版は事後承諾にならないように報告した。
『また、裸を晒すのか?』
「愛をテーマにするから、そうなるわね。」
『そんな形で人気を集めても仕方ないだろう。』
「美しいものを描きたいというお父様と同じ事をしてるだけなんだけど?
身近にあるから撮っただけよ。」
『そこまで自信過剰になれるのは、誰に似たんだろうね…』
ニヤニヤと笑いながら、二人がまたお尻に触れてくるので、払ってキッチンに戻るように追い払う。
「お父様じゃないの?」
「はっ?」
お父様の間の抜けた返事に笑いをこらえる。
「お母様の筈がないし、いずみさんも違うでしょう?お父様しか居ないじゃない。」
『そんな消去法ってあるか…』
また、怒らせてしまったようだ。
ん…焦げ臭い?
振り向けば二人はイチャイチャしながらこちらを見ている。
「お父様、今、朝の一番バタバタしてる時なのよ。
ジョン、ガーリックチキン火を止めて…
ボブ…お味噌汁の味噌はスプーン3杯までよ。」
お父様と話しながら二人をたしなめると、慌てて料理に戻る。吹き出しそうになるのをこらえてお父様に意識を戻す。
夏には次の写真集を出すから見ればわかるわ…」
とりあえず次の出版は事後承諾にならないように報告した。
『また、裸を晒すのか?』
「愛をテーマにするから、そうなるわね。」
『そんな形で人気を集めても仕方ないだろう。』
「美しいものを描きたいというお父様と同じ事をしてるだけなんだけど?
身近にあるから撮っただけよ。」
『そこまで自信過剰になれるのは、誰に似たんだろうね…』
ニヤニヤと笑いながら、二人がまたお尻に触れてくるので、払ってキッチンに戻るように追い払う。
「お父様じゃないの?」
「はっ?」
お父様の間の抜けた返事に笑いをこらえる。
「お母様の筈がないし、いずみさんも違うでしょう?お父様しか居ないじゃない。」
『そんな消去法ってあるか…』
また、怒らせてしまったようだ。
ん…焦げ臭い?
振り向けば二人はイチャイチャしながらこちらを見ている。
「お父様、今、朝の一番バタバタしてる時なのよ。
ジョン、ガーリックチキン火を止めて…
ボブ…お味噌汁の味噌はスプーン3杯までよ。」
お父様と話しながら二人をたしなめると、慌てて料理に戻る。吹き出しそうになるのをこらえてお父様に意識を戻す。