この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
写性 …SHASEI…
第53章 薔薇と百合
『ご希望なら一貫ずつお出ししますよ。もしくは三貫ずつでも…』
バイト仲間の女の子が、笑いながら応対してくれる。
「いや、大丈夫です。俺たち日本ルールに則って、俺たち流にアレンジして楽しむから…」
「ついでにオーダー、卵焼きのライスなし二つとハマチ」
「ホタテとカンパチ」
「青柳と甘エビ」
店員はニコニコしながら戻っていった。
「今日、気分がいいし、試しに撮ってみてもいい?」
「「いいよ、いいよ。」」
「う〜んやっぱり天ぷらもたべたいなぁ。」
「じゃあ、椎茸」
「私、アスパラ、それと茶碗蒸しも」
「「それも食べる。」」
お父様との関係を隠さなくてよいということは、だいぶ気を楽にさせてくれた。
二人も普段よりお酒のペースが早い。
味わいながら楽しみながらのディナーとなった。
「お腹いっぱい〜」
「歩きたくない〜」
「タクシーで帰ろっか〜」
三人で並ぶ時の私の定位置は真ん中だ。
「たまには二人が並んだら?」
「いいのSaeが真ん中で…」
「Saeが来る前二人きりはたっぷり満喫したし」
「Saeが真ん中でもこうやって触れ合ってるから〜」
バイト仲間の女の子が、笑いながら応対してくれる。
「いや、大丈夫です。俺たち日本ルールに則って、俺たち流にアレンジして楽しむから…」
「ついでにオーダー、卵焼きのライスなし二つとハマチ」
「ホタテとカンパチ」
「青柳と甘エビ」
店員はニコニコしながら戻っていった。
「今日、気分がいいし、試しに撮ってみてもいい?」
「「いいよ、いいよ。」」
「う〜んやっぱり天ぷらもたべたいなぁ。」
「じゃあ、椎茸」
「私、アスパラ、それと茶碗蒸しも」
「「それも食べる。」」
お父様との関係を隠さなくてよいということは、だいぶ気を楽にさせてくれた。
二人も普段よりお酒のペースが早い。
味わいながら楽しみながらのディナーとなった。
「お腹いっぱい〜」
「歩きたくない〜」
「タクシーで帰ろっか〜」
三人で並ぶ時の私の定位置は真ん中だ。
「たまには二人が並んだら?」
「いいのSaeが真ん中で…」
「Saeが来る前二人きりはたっぷり満喫したし」
「Saeが真ん中でもこうやって触れ合ってるから〜」