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写性 …SHASEI…
第9章 朝顔
「沙絵、朝顔の花を描くところ見ないかい?」

「ん…いぃ…キャベツを守らなきゃ。」

喋っている間は虫を地面に落とすだけ…

踏みつけて喜んでいることは隠したいようだ。

「沙絵、じゃあ花を描き上げてしまうよ。」

「うん…いいよ…虫さんをいっぱいやっつけなきゃだから…」

「じゃあ行ってきます。」

「行ってらっしゃい。」

先ほどと反対の挨拶をして沙絵から離れた。

プチッ…プチッ…プチッ…

あはは…気持ちいい…ズクリが来る。

沙絵の独り言が聞こえた。
性癖だけならまだしも、全体的な性格にならないといいが。
何か対策があるだろうか…

沙織になりたがるのもわからない。沙絵を愛すると言っているのに、沙織を忘れられないのがいけないのだろうか…

僕は絵に戻って、描きながら考えていた。

沙絵に絵を描かせようか…このくらいの子供も絵を描くだろうに、沙絵は見るだけで描きたがらなかった。

うん、描かせてみよう。悪いことではないし、表現方法の一つになるし…


「お父様…悪い虫、全部いなくなったわ。」

「あ、沙絵、そう、ありがとう。これで美味しいサラダが食べれるね。」

「うん、きゅうりとトマトが大きくなってたから採ってきちゃった。」
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