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痴漢脳小説 ~秋津高校サッカー部~
第1章 弱小サッカー部
秋高近くの定食屋『満腹亭』
ていうか俺の家。安いのと量が多いのが取り柄の定食屋。そのせいか客の半分が秋高生徒という、秋高が出来るまでどうやって成り立っていたんだと突っ込みたくなるような、そんな店。
俺はそこにサッカー部員二十一人とマネージャーの美緒ちゃんを連れて行った。
新入部員&女子マネージャーの歓迎会だ。
その中には中井君もいる。
遠慮する中井君を半ば強引に連れてきた。このままサッカー部に入部してもらおう。
そうすれば俺達だって勝てるようになるかもしれない。いや、きっと勝てる。一回戦くらいなら絶対に勝てる。
俺達が三年生になれば学年差のハンデはなくなる。そうすれば勝てるようにもなるだろうが、そうなるまで丸一年。そこまで待てない。待ちたくない。
それどころか中井君がいれば、強豪校とだって渡り合えるかもしれない。
負けっぱなしのサッカー部を中井君に再建してもらおう。
その考えは俺だけではなく、二年生部員に共通した思いだろう。
こういうときに機転の利くイソがさりげなく中井君の好物を聞きだして、それを俺の両親に注文している。
いくつも神懸かった奇跡を起こしてきたイソの異名は『神』
今回もきっちり中井君を店まで連れて来た。
それぞれに注文をして、みんな揃って「いただきます」
どうせ俺の親の店だ。金のことはどうにでもなる。みんな食えどんどん食え。
改めて新入部員が一人ずつ挨拶をしていく。
中学生時代に所沢市選抜に選ばれた、背は低いがガッツと守備力が自慢の本多靖人が注目選手。
守備には即戦力クラスの新人。攻撃には中井君。
秋高サッカー部も戦力が充実してきた。これなら今度の大会は…
そんなふうに期待してしまう。
ていうか俺の家。安いのと量が多いのが取り柄の定食屋。そのせいか客の半分が秋高生徒という、秋高が出来るまでどうやって成り立っていたんだと突っ込みたくなるような、そんな店。
俺はそこにサッカー部員二十一人とマネージャーの美緒ちゃんを連れて行った。
新入部員&女子マネージャーの歓迎会だ。
その中には中井君もいる。
遠慮する中井君を半ば強引に連れてきた。このままサッカー部に入部してもらおう。
そうすれば俺達だって勝てるようになるかもしれない。いや、きっと勝てる。一回戦くらいなら絶対に勝てる。
俺達が三年生になれば学年差のハンデはなくなる。そうすれば勝てるようにもなるだろうが、そうなるまで丸一年。そこまで待てない。待ちたくない。
それどころか中井君がいれば、強豪校とだって渡り合えるかもしれない。
負けっぱなしのサッカー部を中井君に再建してもらおう。
その考えは俺だけではなく、二年生部員に共通した思いだろう。
こういうときに機転の利くイソがさりげなく中井君の好物を聞きだして、それを俺の両親に注文している。
いくつも神懸かった奇跡を起こしてきたイソの異名は『神』
今回もきっちり中井君を店まで連れて来た。
それぞれに注文をして、みんな揃って「いただきます」
どうせ俺の親の店だ。金のことはどうにでもなる。みんな食えどんどん食え。
改めて新入部員が一人ずつ挨拶をしていく。
中学生時代に所沢市選抜に選ばれた、背は低いがガッツと守備力が自慢の本多靖人が注目選手。
守備には即戦力クラスの新人。攻撃には中井君。
秋高サッカー部も戦力が充実してきた。これなら今度の大会は…
そんなふうに期待してしまう。