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痴漢脳小説 ~秋津高校サッカー部~
第8章 準決勝 武蔵西武戦
後半二十八分。何度となく繰り返される永友の突破を食い止め続けた北村が足をつった。
チーム一の体力を誇る北村を消耗させるほど、永友の前への圧力は強かった。
北村はここで交代。サイドラインまでは自力で歩いたものの、そこからは駆け寄ってきた一年生部員に肩を借りてベンチまで戻った。美緒ちゃんが早速アイシングの準備をしている。
美緒ちゃん、いつの間にかそんなことまで出来るようになったんだね。
代わって入ってきたのは二年生の山西。スタミナと攻撃力は北村に劣るが、守備力は高い。
守備に気を使わず攻めて来い。そういう意味だ。
よし、ここからだ。ここからは攻めに攻めてやる。
池内に一言二言耳打ちされ、山西が元気よくグラウンドに駆けてきた。
チーム一の体力を誇る北村を消耗させるほど、永友の前への圧力は強かった。
北村はここで交代。サイドラインまでは自力で歩いたものの、そこからは駆け寄ってきた一年生部員に肩を借りてベンチまで戻った。美緒ちゃんが早速アイシングの準備をしている。
美緒ちゃん、いつの間にかそんなことまで出来るようになったんだね。
代わって入ってきたのは二年生の山西。スタミナと攻撃力は北村に劣るが、守備力は高い。
守備に気を使わず攻めて来い。そういう意味だ。
よし、ここからだ。ここからは攻めに攻めてやる。
池内に一言二言耳打ちされ、山西が元気よくグラウンドに駆けてきた。