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痴漢脳小説 ~秋津高校サッカー部~
第9章 秋津高校サッカー部
 北村は実家の工場を継いだ。いわゆる町工場というやつで経営は決して楽ではないそうだが、親父さんと一緒に頑張っている。
 時々、従業員を引き連れて満腹亭に食事に来てくれている。

 井口はスポーツ用品店をオープンさせた。特にサッカー関係の商品の充実は目を見張るほどで、プロ選手も買いに来るほど。なかなか商才があったらしい。
 その井口の店が開催している少年サッカースクールのコーチとして津奈木は活躍している。
 明るいキャラクターが受けたか、埼玉ローカルとはいえ、サッカー教室のテレビ番組にも出演していて、タモツと本多を嫉妬させている。

 山西は何故か和菓子職人になった。何で、と聞いてみれば実はずっと和菓子が好きだったんだそうで。
 時々満腹亭にもデザートとして山西の作った和菓子が出ることがある。

 ドラゴン松茂はあの試合の後、しばらく大学生の女性と付き合っていたがほどなく別れた。
 その彼女の影響で犬好きになってしまった彼はペット用品店で働いている。相変わらず無口で無愛想だが、何故か犬には好かれているようで、近所の飼い主さんからの評判も上々のようだ。

 松木先生はあの試合の翌年、ようやく三学年揃った秋高で念願の書道部を発足させ、サッカー部を離れていった。
 それでもその後もずっとサッカー部を気にしてくれていて、部室に掲げている「サッカー部」という文字を板書してくれたりもした。

 その他、あの試合には出番のなかった一年生達もみんな満腹亭に集まっている。

 ここにいないのはヒデと、マネージャーの美緒ちゃん。そしてもう一人。
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