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痴漢脳小説 ~秋津高校サッカー部~
第2章 サッカー部快進撃! からの…
「そうですよぅ! それに中井さん今日もフリーキックっていうの決めたじゃないですか!」
さらに美緒ちゃんが続く。
ありがとう、と照れたように中井君が応えた。
「ところでなぁ…もう一つ問題を解決せなあかんのやけど」
「はい?」
くりん、と首を傾げる美緒ちゃん。
あーもう、なんて可愛い仕草なんだろう。
ぐふっ、と小さな呻き声が聞こえてヤスがアイコンタクトを送ってきた。
中学からのコンビ、その意味はすぐに分かった。「可愛すぎて沈没しました」だ。
仕方ない、やっぱりここも俺が切り出すしかないのか。これもキャプテンの仕事なんだろうか…
「あのさ…美緒ちゃんは…サッカー詳しくないよね?」
「はい」
あっさりと頷く美緒ちゃん。
最初の紅白戦の時、三十分ハーフと言って伝わらなかった。
試合や練習の時、ずっと声を出してくれてるけど、出てくる言葉は「頑張れ!」「ナイスシュート!」「かっこいい」くらいのものだ。
今も「フリーキックっていうの」って言ってたし。
見た目まだまだ中学生みたいな子供っぽい体付き。胸もお尻もペッタンコだけど、ゆで卵みたいなつるつるした頬っぺたと睫毛の長い大きな目。
どんなに辛口の採点でも美少女の枠から出ることはないと思う。すでに二年生の間では新一年生の可愛い子ランキングで上位にランキングされている。
そんな子がマネージャーなんて、これ以上を望むべくもないんだけど。
「何でサッカー部のマネージャーに?」
「はい…あのですね」
飢えた男共が美緒ちゃんの言葉の続きを待つ。全くひとつひとつの仕草が何とも可愛らしい。
そんな彼女から「かっこいい男子に会えるかと思って」とか、そんな言葉を期待している顔だ。
「中学の時に好きな人がいて…その人がサッカー部で…
それで今も好きで…あのですね、サッカーを勉強しようと思って」
はぁ~、と溜め息があちこちから漏れた。
美緒ちゃんが不思議そうな顔でそれを見ている。
さらに美緒ちゃんが続く。
ありがとう、と照れたように中井君が応えた。
「ところでなぁ…もう一つ問題を解決せなあかんのやけど」
「はい?」
くりん、と首を傾げる美緒ちゃん。
あーもう、なんて可愛い仕草なんだろう。
ぐふっ、と小さな呻き声が聞こえてヤスがアイコンタクトを送ってきた。
中学からのコンビ、その意味はすぐに分かった。「可愛すぎて沈没しました」だ。
仕方ない、やっぱりここも俺が切り出すしかないのか。これもキャプテンの仕事なんだろうか…
「あのさ…美緒ちゃんは…サッカー詳しくないよね?」
「はい」
あっさりと頷く美緒ちゃん。
最初の紅白戦の時、三十分ハーフと言って伝わらなかった。
試合や練習の時、ずっと声を出してくれてるけど、出てくる言葉は「頑張れ!」「ナイスシュート!」「かっこいい」くらいのものだ。
今も「フリーキックっていうの」って言ってたし。
見た目まだまだ中学生みたいな子供っぽい体付き。胸もお尻もペッタンコだけど、ゆで卵みたいなつるつるした頬っぺたと睫毛の長い大きな目。
どんなに辛口の採点でも美少女の枠から出ることはないと思う。すでに二年生の間では新一年生の可愛い子ランキングで上位にランキングされている。
そんな子がマネージャーなんて、これ以上を望むべくもないんだけど。
「何でサッカー部のマネージャーに?」
「はい…あのですね」
飢えた男共が美緒ちゃんの言葉の続きを待つ。全くひとつひとつの仕草が何とも可愛らしい。
そんな彼女から「かっこいい男子に会えるかと思って」とか、そんな言葉を期待している顔だ。
「中学の時に好きな人がいて…その人がサッカー部で…
それで今も好きで…あのですね、サッカーを勉強しようと思って」
はぁ~、と溜め息があちこちから漏れた。
美緒ちゃんが不思議そうな顔でそれを見ている。