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痴漢脳小説 ~秋津高校サッカー部~
第3章 蘇れ、サッカー部!
 これが…エッチの感覚…

 ヒデさんの手は胸を揉みながら、もう片方の手は私のほっぺを撫でる。
 背中にぴったりとヒデさんの体がくっつく。熱すぎるくらいのヒデさんの体。

 ほっぺを撫でていた手にちょっと力が入って、私の顔がヒデさんのほうに向かされる。

 目の前にヒデさんの顔…

「ん…っ!」

 唇が触れるだけのキス。いきなりの、キス。

「…返して」
「え?」
「私の…ファーストキス」
「…ごめん、僕も初めてで…興奮しちゃって…」

 また涙が溢れてきた。

「ご、ごめん…」

 慌てたような声でヒデさんが言う。

「恥ずかしいから…もっと優しくして下さい…」
「う、うん、分かった…じゃあ、もう一回キスしていい…?」

 小さく頷く私に、今度はゆっくりとヒデさんは顔を近付けてきた。
 手は私の胸やお尻を触り続けている。

「んん…あ、ん…」

 ベロに何か触れた。湿っていて熱くて、硬くてねっとり柔らかいもの。それがチロチロ動いて私のベロをくすぐる。
 それがヒデさんのベロなんだって気付いたときには、口の中の奥までそれが入ってきてた。

 その大人のキスを必死で受け止めている間に、スカートの裾が持ち上げられて、パンツだけのお尻にヒデさんの手が触れた。

「ん…!」

 思わず私は声を漏らした。その直の手の感触に。
 ヒデさんの手はそのまま太ももの内側に進む。

 そして、足の付け根。女のこのところ。

「あ…そ、そこはダメ…怖い…」

 ヒデさんの手はビクッと動いて、そこから離れた。

「ごめん…調子に乗りすぎちゃって…」

 しょげた声のヒデさん。体が小さく見えるほど肩を落としてる。

 クスリ。

 その姿に、ドキドキして仕方ないはずなのに、私は思わず笑っちゃった。
 だってサッカーの時はあんなに頼もしいヒデさんが本当に、本当に小さく見えるくらいに縮こまっているんだもん。
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