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痴漢脳小説 ~秋津高校サッカー部~
第1章 弱小サッカー部
「ゾノ、まだか?」
「おお、今行く」
赤いビブスチームのキャプテン、ヤスが声をかけてきた。
試合開始を待ちきれないというように、せわしなく体を動かしている。
部員全員が紅白戦に出てしまうため、美緒ちゃんにストップウォッチを渡す。
「三十分ハーフでよろしくね」
くんくん…なんかいい匂いがするなぁ。
「ハーフって何ですか?」
「ああ、えっと、前半後半がそれぞれ三十分ずつってこと」
「ん~と、じゃあ三十分計ればいいんですね?」
「そうそう、時間になったらホイッスル吹いて教えて」
「はい。じゃあ開始のホイッスルも吹きますね」
「うん、よろしく」
「はい!」
まさにこれぞ弾ける笑顔。
俺は名残惜しさを感じながらも青いビブスを着てポジションについた。
ぴーーっ!
美緒ちゃんが大きくホイッスルを吹き鳴らす。
試合開始だ。
可愛い女子マネージャーに見守られて、男供は大いに盛り上がった。みんないいところを見せようと必死だった。
そんな中、一人冷静にプレーしていたのがサッカー部で唯一の彼女持ち、青チームFWヤマだ。
落ち着いて相手ディフェンスをかわし、きれいなセンタリング。
トップ下の俺が飛び込んで先制ゴール。前半十二分。
さらに五分後、躍起になって攻める赤チームに、カウンター攻撃。
ボールを持った俺が一人抜き、二人目も抜いて利き足の左足を振り抜く。
これで二点目。
前半は俺の青チームが二点リードして折り返した。
「おお、今行く」
赤いビブスチームのキャプテン、ヤスが声をかけてきた。
試合開始を待ちきれないというように、せわしなく体を動かしている。
部員全員が紅白戦に出てしまうため、美緒ちゃんにストップウォッチを渡す。
「三十分ハーフでよろしくね」
くんくん…なんかいい匂いがするなぁ。
「ハーフって何ですか?」
「ああ、えっと、前半後半がそれぞれ三十分ずつってこと」
「ん~と、じゃあ三十分計ればいいんですね?」
「そうそう、時間になったらホイッスル吹いて教えて」
「はい。じゃあ開始のホイッスルも吹きますね」
「うん、よろしく」
「はい!」
まさにこれぞ弾ける笑顔。
俺は名残惜しさを感じながらも青いビブスを着てポジションについた。
ぴーーっ!
美緒ちゃんが大きくホイッスルを吹き鳴らす。
試合開始だ。
可愛い女子マネージャーに見守られて、男供は大いに盛り上がった。みんないいところを見せようと必死だった。
そんな中、一人冷静にプレーしていたのがサッカー部で唯一の彼女持ち、青チームFWヤマだ。
落ち着いて相手ディフェンスをかわし、きれいなセンタリング。
トップ下の俺が飛び込んで先制ゴール。前半十二分。
さらに五分後、躍起になって攻める赤チームに、カウンター攻撃。
ボールを持った俺が一人抜き、二人目も抜いて利き足の左足を振り抜く。
これで二点目。
前半は俺の青チームが二点リードして折り返した。