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Desire ~女教師に向けられた欲望~
第8章 夏祭の手伝い ー清算取引ー
約束の場所である、公民館に辿り着いた春香。

車を駐車場に入れ、車を降りると
「春香さんっ」
声の主は、聡美だった。
「あっおはよう」
「おはようございます。早いですね」
「えぇ、早すぎたかしら?」
「全然大丈夫です。ちょうど、着替えを持ってきたところですから」
”着替えか...憂鬱だな”
「春香さん、こっちが更衣室になってますから」
聡美に案内され、公民館の中へと入って行く春香

公民館の中は、学校の体育館ほどの広さがあった
♪トンッテンッカンッ
10名ほどの人がいて、何やら大掛かりな大工作業をしていた。
「今、三輪車レースのコースを作ってるのよ」
聡美が春香に説明する
「えっ!例の副賞の?」
「そうそう、副賞の乳揉みのやつ」
「はははっ!そうなんだ」
顔が引きつる春香
...
「おぅ!聡美ちゃん」
野太い男の声がした
「あー棟梁!おはよう」
「おぅおはよう」
上半身裸でやって来た男は、50代半ばでおそらく、社長らしき人物だった。

「こちら、大工の棟梁で、喜多野さんよ」
「おぅ!こちらのベッピンさんは、誰だい?」
「今日の、コンパニオンを引受けて下さった、春香さんよ」
「おぅそうかい。有難いこって、宜しく頼むわっ」
「こちらこそ、宜しくお願いします」
挨拶を交わし、春香をじっと見る、大工の喜多野
「えっなんですか?」
「いやっ、本当にベッピンさんだと思って」
「そっそんなことないですよ」
照れる春香
「どう!棟梁もレースにエントリーしたら?」
聡美が促す
「おぅ!そうだな。聡美ちゃん!これで頼むわ」
聡美に1万円を渡す喜多野
「じゃーおつり...」
「おぅ、釣りはいらねーぜ!とっときなっ」
「ありがとう」
「さっさと、仕事片付けなきゃなっ!じゃあとで」
春香に会釈をし、仕事に戻る喜多野
「おぅ、野郎共!気合い入れて仕事しろよっ」
「おおっ!!」
男共の声が、館内に響き渡り、明らかに作業のスピードが上がったのが分かった。

呆気にとられる春香
「もしかして、あの人もレースに出るって事ですよね」
「そうよ、すっかり春香さんに、惚れたみたいね」
「はははっ...」
複雑な気持ちの春香だった。
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