この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
面影
第3章 出会い



- 旭side -



『渡邊社長。いつもご贔屓頂き、
ありがとうございます。
彼は、私の後輩の旭です。
今日は宜しくお願いします。』

『初めまして。旭理玖(アサヒリク)
と申します。宜しくお願いします。』


棗と旭が深々と頭を下げる。



『そんなかしこまらなくて、
大丈夫だよ。笹原くん。
いつもの感じで。』

人の良さそうな笑顔をうかべながら
いかにも高級そうなソファに
腰掛けた渡邊社長は、にやりと笑う。

『フッ。渡邊社長にはかないませんね。
少しはカッコつけさけてくださいよ。』

スッと目を細め、微笑む棗さん。
ほんとこの男(ヒト)の色気ときたら…。
ほら。今日も、お茶を出しに来てくれた
女子社員が見惚れてる。



置かれたお茶に気付き、
女子社員を見上げて
極上の笑顔で礼を言う。

『ありがとうございます。』

『い、いえっ///
失礼しますっ!!!』

あんなキラースマイル出せるの、
棗さんくらいだっての。



『では、本題に…
ん?旭。書類出してくれるか?』

『あっ、すみません!』

書類を慌てて鞄から出して
棗さんに手渡す。



棗さんは、男の俺から見ても
カッコイイ。憧れだ。

顔がいいだけじゃなくて
スーツの着こなしも、小さな小物も
いちいちセンスがいい。
仕事もできるし、性格もいいから
女が放って置かないのにも頷ける。


でもー。


棗さんは、特定の彼女を作らない。






/57ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ