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面影
第4章 秘密
旭がベロンベロンにつぶれるまで
一緒に飲んでると、
酒に結構強いハズの俺にもキた。
『旭…お前結構やるな…』
『なっつめさん…強すぎ…っ』
ブーブー。
『旭、携帯鳴ってる。』
『あ。』
『出ていーよ。』
『スンマセン。』
旭が電話してる間に会計を済まし、
タクシーを捕まえる。
『棗さん悪いです!
ちょっと出させてください!
タクシーまで捕まえてくれてるとか
ほんとスマートすぎでしょ!』
『ん。また今度コーヒー奢ってよ。』
『はぁーもう。またやられた。
次は出すんで!ご馳走様です。』
タクシーに二人で乗り込む。