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面影
第5章 茉莉花



翌日。

約束の時間に、母さんが
迎えに来た。


『棗!ドロドロじゃない。
一度家に帰るから、
サーっとシャワー浴びて
着替えましょ。』

『…ごめんね、母さん。』

『フフッ。いいのよ。
”家族”なんだから気にしないで。』

『…うん!』

『お昼は何にしましょ〜♪』

『僕、オムライスたべたい!』



話しているとあっという間に
家に着いた。
家の前に、車を停めると
母さんは車で待つと言う。

母さんを待たせては悪いと思い
急いで家のドアを開けると
シーンと家の中は静まり返っていた。

茉莉花の部屋の前を通り、
着替えを取るためにそのまま
自分の部屋へと急ぐ。


〝…んはぁ。クチュクチュ…〟


『…ん?』

誰もいないと思っていたが、
微かに音が聴こえた気がして
音の方向に吸い寄せられる様に
足をすすめる。


次第に、その音が”声”であると
ハッキリと認識する。



〝…ぁぁぁんっんぁ。…クチュクチュ〟
〝…茉…莉花ぁ…ジュルル…〟
〝…ハァハァ、んんっ!〟


そして辿り着いた先は、
茉莉花の部屋の前だった。









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