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私の可愛い変態ペット
第2章 下僕転校生
「ねぇ~、柚葉~」
席を立った綾乃が私の顔を覗きこんで来た。
「白川くん待ってるよー?」
「うっ…うん」
もうやめて。
その件に触れないで。
振り向くのもままならないのに…。
目で綾乃に訴えかける。
「えっ、なになに?」
駄目だ…。
綾乃鈍感過ぎる。
ええいっ、もうどうにでもなれ!!
私は勢いよく立ち上がると白川の元へ歩んだ。
「これから行くところ」
「そっか~、忘れてるのかと思ったよ。それじゃぁ私、部活だから」
じゃあと言って綾乃が出ていくと、遂に教室には白川と私の二人っきりになった。
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