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私の可愛い変態ペット
第3章 監禁理科準備室

どこをどういう風に聞いたらそうなるんだ。
都合の良い様に脳内変換するな。
「……遅くなるから早く次の部活行こう」
「いえ、それはもういいんです。僕、もう自分が入る部活決めましたから」
「えっ…?」
白川の言葉に不穏な予感があった。
つい、先程誓ったばかりの決意…。
至上演劇部にだけは入れてはならない。
早くも崩れそうな気がする。
だって、白川が途中で行方不明になったので、吹奏楽部の他にはそこしかまだ見学していないのだ。
「僕、新しい部を創ります!!」
……はっ?
予想だにしなかった。
てっきり九割方至上演劇部だと思っていた。
「また、ご主人様と犬の会とか言うんじゃないでしょうね?」
「もちろんそうしたいのはやまやまなんですが、柚子葉様が嫌だとおっしゃるので泣く泣くですが、僕はもう一つ演劇部を創る事にしました」
爽やか犬笑顔で言い切る白川を見ながら、開いた口が塞がらない。
一つの学校に演劇部が三つもあるなんてこと許されるかっ!!
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