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私の可愛い変態ペット
第4章 抗争演劇部
こんな事をするのはアイツしかいない。
真っ先に白川が浮かぶ。
「御迎えにあがりました」とかにこやかに言う姿が想像出来て怖い…。
私に安息の地は無いのか?
学校じゃないから安心していたのに。
「柚子葉ちゃんのお友達?…あら、彼氏さんかしら?」
「違います!!」
全力で否定する。
まさか。
あり得ない。
あんな変態。
それはそれは、かつて好きだったという事実を握り潰したいくらいに。
「あらあら、そんなに慌てて否定しなくても良いじゃない」
何か深読みして楽しそうにウフフと笑う静枝さん。
ちょっと、本当に違いますよ!!
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