この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私の可愛い変態ペット
第4章  抗争演劇部






「…私、行って来ます」



ボサボサの寝起き頭を手ぐしで軽く直して私は立ち上がった。


くそっ、こんな所まで何なんだアイツは。


静枝さんが「あらあら、頑張って」と言いながら肩をポンと押してくれた。


そうじゃないと否定したいけれど、今はまず白川を追い返すのが先だ。


下宿所の外でずっと待っていられると困る。


他の生徒がきっと不審に思うだろうし、何より私が不快だ。


私は急いで駆け出した。


転がるようにして階段を駆け下りる。


階段を下りてすぐの玄関の向こう側に人影が見えた。


どうしてくれよう…。


人影目掛けて駆け寄ったが、寸前ではたと気が付いた。


あれは……。


白川じゃない。


フードを被っているので髪型は分からないが、豹柄紫のド派手なパーカーなんてきっとアイツは着ないだろう。


それに、身長が少し白川よりも小さく感じる。


白川じゃないとしたら?


思い当たる節はない。







.

/101ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ