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私の可愛い変態ペット
第1章 放課後音楽室

「ねぇ、わかってるの?」
「なんとか言いなよ」
頑なに無言で居続ける彼にみんな苛立っていた。
これじゃあ、イジメじゃないか。
「ずっと床に這いつくばったままでさ~、これじゃぁ犬みたい」
「伏せ、おすわり、なんてね…」
きゃはははは…
みんな悪乗りが過ぎる。
「ほら、鳴いてごらんよ〝ワン″って」
もう、当初の目的はどこえやらだ…。
「わ……ワン…」
これが白川の本日2声目。
「うっわ、本当に言ったよ。キモッ」
これじゃぁ駄目だ。
どんどんエスカレートするばかりだ。
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