この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
クラス ×イト
第6章 なりゆキ 【澤田裕樹】
ホント、何なんだよコイツ……?
同時に俺は、底の見えない茜の性根が空恐ろしく思えた。
そしたら、突然――
「裕樹」
「うおっ!」
茜は前に倒れ込むと、俺の顔の横に両手をついた。垂れ下がった胸がすぐ目の前に迫り、俺は驚くと声を上げる。
そして、また茜は意地悪く訊ねた。
「触りたい?」
そんな風に言われたら……。俺の両手はまるで操られたみたいに、ぽよんと揺れた大きなふくらみに伸びた。
しかし――
「あん――まだ、ダメだよぉ」
「え……?」
「次は裕樹が、見せて」
「俺の胸なんて見て、どうするんだよ」
「違うよ。私が見たいのは――コッチ」
そう言いながら、腰をグイッと動かした茜。
「あ――!」
俺の盛り上がった股間の先が、茜の尻の辺りに突き当たっていた。
茜はそれを二度三度、ツンツンと尻に繰り返し当てながら――
「ねえ、コレ――私に、見せて」
と、言った。
俺に引き返すタイミングは、何度もあったはずだ。そもそも周囲が見えなくなるくらい落ち込んだとしても、この部屋まで着いて来てる時点で間抜け過ぎた。
そして茜は訳もわからない内に、誘惑を加速させていって。ここまで来てしまえば、もうどうすれば興奮を抑えられるのか、その方法がわからなかった。
それでもこの瞬間、佳奈のことはとりあえず考えてなく。でもそれは茜が言ったみたいに、元気になるとかとはやっぱ違うと思うけど……。
まあ、色々言っても結局は――
「……」
俺は黙ったまま、茜の問いに頷いていた――ということ。
同時に俺は、底の見えない茜の性根が空恐ろしく思えた。
そしたら、突然――
「裕樹」
「うおっ!」
茜は前に倒れ込むと、俺の顔の横に両手をついた。垂れ下がった胸がすぐ目の前に迫り、俺は驚くと声を上げる。
そして、また茜は意地悪く訊ねた。
「触りたい?」
そんな風に言われたら……。俺の両手はまるで操られたみたいに、ぽよんと揺れた大きなふくらみに伸びた。
しかし――
「あん――まだ、ダメだよぉ」
「え……?」
「次は裕樹が、見せて」
「俺の胸なんて見て、どうするんだよ」
「違うよ。私が見たいのは――コッチ」
そう言いながら、腰をグイッと動かした茜。
「あ――!」
俺の盛り上がった股間の先が、茜の尻の辺りに突き当たっていた。
茜はそれを二度三度、ツンツンと尻に繰り返し当てながら――
「ねえ、コレ――私に、見せて」
と、言った。
俺に引き返すタイミングは、何度もあったはずだ。そもそも周囲が見えなくなるくらい落ち込んだとしても、この部屋まで着いて来てる時点で間抜け過ぎた。
そして茜は訳もわからない内に、誘惑を加速させていって。ここまで来てしまえば、もうどうすれば興奮を抑えられるのか、その方法がわからなかった。
それでもこの瞬間、佳奈のことはとりあえず考えてなく。でもそれは茜が言ったみたいに、元気になるとかとはやっぱ違うと思うけど……。
まあ、色々言っても結局は――
「……」
俺は黙ったまま、茜の問いに頷いていた――ということ。