この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
クラス ×イト
第6章 なりゆキ 【澤田裕樹】
 ホント、何なんだよコイツ……?

 同時に俺は、底の見えない茜の性根が空恐ろしく思えた。

 そしたら、突然――

「裕樹」

「うおっ!」

 茜は前に倒れ込むと、俺の顔の横に両手をついた。垂れ下がった胸がすぐ目の前に迫り、俺は驚くと声を上げる。

 そして、また茜は意地悪く訊ねた。

「触りたい?」

 そんな風に言われたら……。俺の両手はまるで操られたみたいに、ぽよんと揺れた大きなふくらみに伸びた。

 しかし――

「あん――まだ、ダメだよぉ」

「え……?」

「次は裕樹が、見せて」

「俺の胸なんて見て、どうするんだよ」

「違うよ。私が見たいのは――コッチ」

 そう言いながら、腰をグイッと動かした茜。

「あ――!」

 俺の盛り上がった股間の先が、茜の尻の辺りに突き当たっていた。

 茜はそれを二度三度、ツンツンと尻に繰り返し当てながら――

「ねえ、コレ――私に、見せて」

 と、言った。


 俺に引き返すタイミングは、何度もあったはずだ。そもそも周囲が見えなくなるくらい落ち込んだとしても、この部屋まで着いて来てる時点で間抜け過ぎた。

 そして茜は訳もわからない内に、誘惑を加速させていって。ここまで来てしまえば、もうどうすれば興奮を抑えられるのか、その方法がわからなかった。

 それでもこの瞬間、佳奈のことはとりあえず考えてなく。でもそれは茜が言ったみたいに、元気になるとかとはやっぱ違うと思うけど……。


 まあ、色々言っても結局は――

「……」

 俺は黙ったまま、茜の問いに頷いていた――ということ。
/579ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ