この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
クラス ×イト
第8章 ウそツき 【瀬山宗助】
静かに動く左手は、細やかな肌の感触を確かめるように――。
肋骨の僅かな段を弾き、キュッと締まった腹部を滑る。縦に長いヘソの溝を指先で確かめ、そこで引き返すと胸のふくらみを――じわりと掴んだ。
「んっ……」
ピクリと肩を揺らし、短い音がその口から洩れる。
同時に探るように肌を這っていた右手は、緩やかな速度ながら真っ直ぐに下腹部へ伸びて――。
柔らかな淡い色の体毛を掻き分けると、その奥の深くまでに届く。知り尽くした敏感を自ら焦らすように、しなやかな指は最初にその周囲をじっくりと撫ぜた。
「あ……あっ……」
興奮に傾くことを自覚し、礼華はそっと瞳を閉ざす。
それを起点とするかのように、その左右の手は――より淫靡な快楽の手下と変わった。
徐々に荒げた息遣いにより、上下する胸。叶わぬ何かに耐え兼ねたように、指が弾力の中に埋まり込むまでに、強く強く――揉み上げてゆく。
そして、既に突起しきった乳首を、グリグリと痛むほどに摘み上げた。
肋骨の僅かな段を弾き、キュッと締まった腹部を滑る。縦に長いヘソの溝を指先で確かめ、そこで引き返すと胸のふくらみを――じわりと掴んだ。
「んっ……」
ピクリと肩を揺らし、短い音がその口から洩れる。
同時に探るように肌を這っていた右手は、緩やかな速度ながら真っ直ぐに下腹部へ伸びて――。
柔らかな淡い色の体毛を掻き分けると、その奥の深くまでに届く。知り尽くした敏感を自ら焦らすように、しなやかな指は最初にその周囲をじっくりと撫ぜた。
「あ……あっ……」
興奮に傾くことを自覚し、礼華はそっと瞳を閉ざす。
それを起点とするかのように、その左右の手は――より淫靡な快楽の手下と変わった。
徐々に荒げた息遣いにより、上下する胸。叶わぬ何かに耐え兼ねたように、指が弾力の中に埋まり込むまでに、強く強く――揉み上げてゆく。
そして、既に突起しきった乳首を、グリグリと痛むほどに摘み上げた。