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クラス ×イト
第9章 けつダン 【去河要二】
 俺はついに、佐倉先生の部屋の中へ――。

 そこから先は、まるで異次元の世界に迷い込んだようなものだった。


「去河くん――見てて、ね」


 そう言った先生は、立ち竦む俺の前で――服を脱ぎ始める。

 教師らしい堅苦しいイメージの、スーツを脱ぎ――

 スカートも真っ白なシャツも――

 普段の清楚な印象からは程遠い、大人っぽい下着も――

 全てを脱ぎ去って――しまった。


「私の裸――どう?」


「あ……あの……」


 綺麗だって――そんな一言さえ出せずに、俺の身体は小刻みに震えてやがる。みっともなくたって、それは仕方がねえよ……。

 はっきり言って、俺の胸中では感動さえ軽く飛び越えていた。

 そして、裸の佐倉先生は、ゆっくりと俺に近づいて、来て――いるから。

「――!」

 俺は思わず後ずさりして、背中を壁にぶつけた。

 それでも、容赦なく迫ると――

「フフ――逃げちゃ、駄目よ」

 先生はそう言って、俺に身体をピタリと密着させる。

 ぷるんとした大人の胸を、じわりと押し当て――

 細い脚は俺の太腿の間へと、割って入った。

 そうして、再び――ゆっくりと近づいた唇が、俺の呼吸を止める。


「んっ……ああ……ふ……」


 今度はちゃんと――それを味わうようにして、俺も必死に舌を絡めていった。

 そうしながらも、先生の手は俺の身体を弄って――

「あっ――!」

 股間を触れられた俺は、思わず声を上げた。

 それを、スリスリと擦りながら――先生は囁く。


「お願い――キミも、見せて」
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