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クラス ×イト
第12章 ラんマん 【市原 茜】
この女、友達の彼氏と何してんだっ! って、そんな声が聴こえてきそうだね……。
そんなこと言っても、護だって! こんな私にも、これでも色々あってさぁ。ああ、やっぱり上手に説明できないや。そりゃあ、私はいけない子だよ。言い訳したりするつまりはないけど……。
とにかく、その辺の事情も含めて、話は一週間ほど前に遡ったりしちゃうの。
場所は前に、裕樹を連れてった部屋――。
※ ※
「ねえ……護」
れろ……れろ……。
「なんだよ?」
「私と……こんなこと、してて……大丈夫?」
ちゅぷり――。
「だ、だから……それは、さっきも言った……だろ」
「ホントに佳奈と……別れたのぉ?」
じゅぷ――じゅぷ――。
「それは……まだっ……だけど」
「ええーっ、それじゃ、ダメじゃん!」
ちゅるんっ! ――と、それを聞いた私は、咥えていたモノを口元から離した。
その時、ベッドでは――私も護も、もう裸。
私が睨みつけると、護は少し面倒そうな顔をしてるんだし……。
「いいだろ、別に……。たぶん、時間の問題だって。とにかく最近、佳奈は俺に冷たいっつーかさ。だから、お前が気にしなくても――」
そんなこと言いながら身体を起すと、護の右手が私の胸に伸びてきていた。
そんなこと言っても、護だって! こんな私にも、これでも色々あってさぁ。ああ、やっぱり上手に説明できないや。そりゃあ、私はいけない子だよ。言い訳したりするつまりはないけど……。
とにかく、その辺の事情も含めて、話は一週間ほど前に遡ったりしちゃうの。
場所は前に、裕樹を連れてった部屋――。
※ ※
「ねえ……護」
れろ……れろ……。
「なんだよ?」
「私と……こんなこと、してて……大丈夫?」
ちゅぷり――。
「だ、だから……それは、さっきも言った……だろ」
「ホントに佳奈と……別れたのぉ?」
じゅぷ――じゅぷ――。
「それは……まだっ……だけど」
「ええーっ、それじゃ、ダメじゃん!」
ちゅるんっ! ――と、それを聞いた私は、咥えていたモノを口元から離した。
その時、ベッドでは――私も護も、もう裸。
私が睨みつけると、護は少し面倒そうな顔をしてるんだし……。
「いいだろ、別に……。たぶん、時間の問題だって。とにかく最近、佳奈は俺に冷たいっつーかさ。だから、お前が気にしなくても――」
そんなこと言いながら身体を起すと、護の右手が私の胸に伸びてきていた。