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クラス ×イト
第13章 ぼウそウ 【喜嶋三生】
何故、こんなことをするのか――?
何が始まるのか――?
彼女は、何を目的としているのか――?
僕の脳裏に生まれる疑問に、赤緒さんは理屈に見合うような答えはくれない。
その代わりとして――
「うっ……ああっ!」
彼女が僕に与えたのは、淫靡に尽きる激烈な刺激――だった。
一切の迷いも躊躇もなく、赤緒さんの艶やかな唇が――僕の陰部を咥え果たしている。
「くっ……あ……あっ……」
生暖かい――赤緒さんの口内。その中で溶け出しそうな快感とそれに抗う何かが、僕の中で戦って――そして、身体は打ち震えてゆく。
赤緒さんは頭部を前後に振ると、明るい色の髪がふわっと揺れた。
その動きに加えて、僕の敏感な部分を責め立てるような、しっとりと絡みついた何か。それが彼女の舌であると知った時、僕の全身をゾクッと奔り廻った興奮――。
やがて僕は――思考を失うようにして、只その快感にのみ身を委ねようとした。
ああ……これって、何だろう……? とても、温かくて心地がいい……。
そうした時に訪れた感情は――後に僕の中で明確な想いへと昇華するもの。
そして、僕がハッした時には既に――快楽の頂点はすぐそこに迫っていた。
「ダメ! あ……ああっ、うう……あ……はぁ……」
ドクン、ドクン――その鼓動の音色と共に――彼女の口の中に全てを流し込むような心と身体の激流。
その瞬間の溢れ行く想いの塊が、その後の僕にまで深く強く――その影響(かげ)を刻みつけていった。
何が始まるのか――?
彼女は、何を目的としているのか――?
僕の脳裏に生まれる疑問に、赤緒さんは理屈に見合うような答えはくれない。
その代わりとして――
「うっ……ああっ!」
彼女が僕に与えたのは、淫靡に尽きる激烈な刺激――だった。
一切の迷いも躊躇もなく、赤緒さんの艶やかな唇が――僕の陰部を咥え果たしている。
「くっ……あ……あっ……」
生暖かい――赤緒さんの口内。その中で溶け出しそうな快感とそれに抗う何かが、僕の中で戦って――そして、身体は打ち震えてゆく。
赤緒さんは頭部を前後に振ると、明るい色の髪がふわっと揺れた。
その動きに加えて、僕の敏感な部分を責め立てるような、しっとりと絡みついた何か。それが彼女の舌であると知った時、僕の全身をゾクッと奔り廻った興奮――。
やがて僕は――思考を失うようにして、只その快感にのみ身を委ねようとした。
ああ……これって、何だろう……? とても、温かくて心地がいい……。
そうした時に訪れた感情は――後に僕の中で明確な想いへと昇華するもの。
そして、僕がハッした時には既に――快楽の頂点はすぐそこに迫っていた。
「ダメ! あ……ああっ、うう……あ……はぁ……」
ドクン、ドクン――その鼓動の音色と共に――彼女の口の中に全てを流し込むような心と身体の激流。
その瞬間の溢れ行く想いの塊が、その後の僕にまで深く強く――その影響(かげ)を刻みつけていった。