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クラス ×イト
第3章 あこガれ 【山村佳奈】
護は頭も割と良く、今は辞めちゃったけど一年の頃は、サッカー部でかなり活躍していた。
何より外見的に瀬山に匹敵するのは、私の目から見て護しかいないと思っている。それに澤田に比べれば、随分あか抜けているし。
そんなわけで、私は護と付き合うことに決めた。一応、私から告白した感じになってるけど。そうでなくとも、私たちはそうなっていたはず。
礼華と瀬山に次ぐ存在として、私と護でなけれなならない。それは私にとって、自然の摂理と同じだった。
けど最近――どうも、様子がおかしい。
その件に絡むのは、私たちのグループのもう一人の女子。市原茜(いちはら あかね)だ。
茜は何というか、少し天然ぽいカワイイ系の女子。基本的には憎めない娘だけど、妙にあざとかったりする処もあったりしてさ。だからたまに私は、イラッとくるのかも。
あと茜の特徴といえば、結構な巨乳だってことかな。
タイプは全く違うけど、礼華とは比べるまでもないし。そしてもちろん私だって、女として茜に負けてるなんて思っていなかった。
だから、茜は所詮――『三番目』。
そんな茜が妙に最近、護に馴れ馴れしいように感じる。私はそれが、気に食わなかった。
今だって何か二人で仲よさげに、話してたりしているし……ね。
何より外見的に瀬山に匹敵するのは、私の目から見て護しかいないと思っている。それに澤田に比べれば、随分あか抜けているし。
そんなわけで、私は護と付き合うことに決めた。一応、私から告白した感じになってるけど。そうでなくとも、私たちはそうなっていたはず。
礼華と瀬山に次ぐ存在として、私と護でなけれなならない。それは私にとって、自然の摂理と同じだった。
けど最近――どうも、様子がおかしい。
その件に絡むのは、私たちのグループのもう一人の女子。市原茜(いちはら あかね)だ。
茜は何というか、少し天然ぽいカワイイ系の女子。基本的には憎めない娘だけど、妙にあざとかったりする処もあったりしてさ。だからたまに私は、イラッとくるのかも。
あと茜の特徴といえば、結構な巨乳だってことかな。
タイプは全く違うけど、礼華とは比べるまでもないし。そしてもちろん私だって、女として茜に負けてるなんて思っていなかった。
だから、茜は所詮――『三番目』。
そんな茜が妙に最近、護に馴れ馴れしいように感じる。私はそれが、気に食わなかった。
今だって何か二人で仲よさげに、話してたりしているし……ね。