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金木犀
第4章 レイプ






「松田愛歩さんへ。
伝えたい事があります。
放課後体育館裏で待ってます」


朝、そう書かれた手紙を下駄箱で見つけ
行かないのも相手に悪い気がするから
掃除が終わったら行く事にしたあたし。


まさかあんな事になるなんて、
この時のあたしは考えもしてなくて。


手紙なんて古典的だけど嬉しいなぁなんて、
呑気に考えていた…







「…愛歩。今日は?」


「あ、ちょっと呼び出されてるから
それ終わったら行くね」


廊下で通りすがりに短く話し合い、
何もなかったように教室に戻る。


最近、名前で呼び合うようになったあたし達。


呼び始めたのは航からで、
何となくあたしも航って呼ぶようになった。


それでも、航は結衣の事まだ好きだろうし、
あたしだって航が好きかって聞かれても頷けない。


…まだ、心のどこかに先輩がいる。


先輩がいて、「莉奈」さんとの関係を知っちゃっても
諦められていない。


航とのセックス中は忘れられるけど…


先輩と話すと、やっぱり好きだなって思う。


このもどかしさは、どうしたら解消されるのかな。


どれだけ考えても、分からなかった。


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