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第2章 縄炎（じょうえん）

　由布子の紅いルージュが開かれ、ゆっくりと静香の恥丘から花びらの中心へ確かめるように触れ、舌で舐め下ろすように、静香の羞恥心を煽るように時間をかけて責めた。


「静香さん、オシッコの出るところもプックリして、固いわね。ふふ、可愛いい、もっと虐めてあげるわ。お漏らしはだめよ。」


　唇を放し、静香の耳元で嬲るように告げた。


「やっ、だめ、、由布子さん、、許して、、やっはぁ、、イィ、、」


　再び由布子は、静香の秘部へ顔を埋め、クリトリス、尿道、さらに指をくわえこんでいる静香の蜜壷に舌と唇を這わせた。
　由布子が唇をすぼめクリトリスを吸う度に、ビシュビジュと淫らな音が響き、静香の身体の状態を明らかなにしていた。


「ぁう、、ィイ、、そ、んな、、イヒィ、、」


　由布子の唇の動きが速くなり、静香の喘ぎも短く早くなり、彼女の限界が近いことを教えた。


（このまま、イカせちゃおうかな？びちゃビチャだし、けど、ご主人様は、あっ、でも、好きにしていいっていってたわね。もう少しね。ふふっ。）


　静香を唇で責めながら、右手の指を二本から三本に増やし、掻き回しながら不規則に根本まで入れると、静香の腰が指先と由布子の唇を求めるように動いた。


「ぁぐっ、、ィィ、、ひっ、、ひっ、ひっ、、ィィイ、、もっと、、んん、、ィイ、、」


　静香の全てが快感だけを求める牝の本能だけが、彼女を支配していた。
　由布子の右手が動く度に、ビチャッヒチャッ、バチャッバチャッ、と淫らな音と同時に透明な蜜が飛び散り、由布子の髪と言わず頬と言わずびしょ濡れになった。


「アグッ、ダメッ、、イッチャウ、、いっ、、ヒィ、、ヒッヒッ、、くぅ、、ゥウゥ、、またっ、、、くう、、、やっ、、ひっ、、クゥ、、ウゥゥ、、」


　エクスタシーの声を聞きながら、由布子に悪魔の微笑が広がった。
　由布子が身体を起こし、右手に一樹から渡されたバイブレーターを握っていた。


「うふっ、イッタのね、静香。もっと可愛がってあげる。うふふ、今度は私も楽しませて貰うわ。うふっ。」


　悪魔の笑みを浮かべたまま、由布子はバイブレーターのスイッチを入れ、静香の乳房に軽く当てた。
　静香の身体がビクンッとなり、逃げようと動いたが、エクスタシーの余韻から、思うように動けなかった。