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はじめてをきみに
第1章 きみの名前を呼ぶ

その艶やかさにしばらく見惚れていた。
すると、気づいた先輩が何やら慌てて弁明を始めた。
「ちっ、ちがうの! 友達にね、初めて彼氏が泊まりに来るって言ったら、これプレゼント、って包みを渡されて、開けたらこれが入ってて、それで、その、あの、つい、出来心で……穿いちゃって……」
どんな友達だよ。とつっこむべきところなんだろうけど、俺としては、グッジョブとその功績を称えざるをえない。
「ごめん、こういうの嫌いだった?」
「ううん、まさか。俺のために穿いてくれたんですよね? うれしい」
「ほんと?」
「うん、それに、……すげえ興奮します」
「え……? あ、ちょ、や、ああっ!」
俺は、煽られた興奮に任せて、下着の上から先輩の秘部に吸い付いた。
下着は、もうその役目を果たさないほどびしょ濡れだった。
触れた舌先を離すたびに、つぅ、と透明の糸を引く。

