この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
はじめてをきみに
第2章 据え膳が前のめり

もう、痴女と呼ばれようと構わない。正直あたしは、遼平に触ってほしくてしょうがなかった。


再び彼のお腹を撫で回しながら促すと、大きいけれど、男にしてはキレイな遼平の手が、おずおずとあたしに伸びてくる。


「……やわらかい」


というのが、あたしに触れた遼平の第一声だった。まるで壊れ物を扱うみたいな優しい手つきで、お腹のあたりをそおっとさする。


「……あっ」


たまたまその指が、へその上をつーっと縦になぞったとき、ぞくぞくして思わず声が漏れた。


「……ここ気持ちいいの?」


言葉攻めとかそういう類ではなく、純粋な問いかけ、という感じで、遼平が真面目にあたしの顔をのぞき込む。ので、あたしも真面目に答えた。


「気持ちいいのと、くすぐったいの、半々ぐらい」

「そっか」


遼平は納得したようにこくりとうなずき、またおそるおそる、探るようにあたしのお腹を撫でまわす。遼平にはそんなつもりないんだろうけど、まるで焦らすようなもどかしい愛撫。


……ちょっと、息が上がってきた。


そろそろ、確実な快感が欲しい。



/104ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ