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従わない奴隷
第10章 20代、ミキ
少し冷めて
苦味が増した
コーヒーを
ゆっくりと口に運び
報酬の封筒を
ポケットにしまい
今日が何曜日だったか
携帯でチェックした
今日は
火曜日
ユウリは
料理教室
あいつの部屋には
行かない日だ
あいつに会いたいのに
会わない日だ
あいつを
食事に誘いたかったのに
料理を作って
食べてる日だ
あいつのお茶を
飲みながら
クッションを抱いて
座るあいつの
唇を見たいのに
見られない
日だ
明日
明日になったら
会えるじゃないか
明日は
水曜日じゃないか
いや
だめだ
明日
ユウリに会うまで
まだあと
24時間もある
顔を見るだけ
部屋に
上がらなくてもいい
顔だけ・・・
俺は
レジを済ませて
車に乗り
ケーキ屋へと
車を走らせた
苦味が増した
コーヒーを
ゆっくりと口に運び
報酬の封筒を
ポケットにしまい
今日が何曜日だったか
携帯でチェックした
今日は
火曜日
ユウリは
料理教室
あいつの部屋には
行かない日だ
あいつに会いたいのに
会わない日だ
あいつを
食事に誘いたかったのに
料理を作って
食べてる日だ
あいつのお茶を
飲みながら
クッションを抱いて
座るあいつの
唇を見たいのに
見られない
日だ
明日
明日になったら
会えるじゃないか
明日は
水曜日じゃないか
いや
だめだ
明日
ユウリに会うまで
まだあと
24時間もある
顔を見るだけ
部屋に
上がらなくてもいい
顔だけ・・・
俺は
レジを済ませて
車に乗り
ケーキ屋へと
車を走らせた