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従わない奴隷
第10章 20代、ミキ
ミキの幸せそうな顔


フレンチなキスさえ
うれしそうだった
ミキ


ヤキモチを
やかせたかった男に
抱き寄せられて


いい顔をしていたミキ


俺に見せた
計算された顔じゃなく



心の底から
うれしくてたまらない
というような・・・顔




なんだか



うらやましいと思った





そんなことを
思ったのは




何年ぶりなんだろう・・・







そんな事を
考えながら

箱、いっぱいの
ケーキを買って

ユウリの部屋に
向かった




まだ
料理教室は
終わっていない


わかってる


けど


ほかに
行きたいとこなんか
ねぇし


料理教室の場所
知らねーし



ユウリの部屋の
近くにいれば

ユウリの
近くに
居られるような


そんな気がするから






アパートが
見えてきて

俺は
いつものように

車のガラス越しに
ユウリの部屋を
チェックした








あれ?







料理教室に行っているはずの

ユウリ




それなのに



玄関のドアの脇にある

ちいさな窓には






ユウリの部屋の

灯りが漏れていた





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