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従わない奴隷
第13章 俺の心とユウリの心
「駅前のカフェか?」
「・・・」
ユウリは
クッションに
顔をうずめるようにして
うなずいた
「勘違いすんなよ
あれは
お客だ
奴隷の仕事の」
「で、でも・・・」
「ん?」
「でも、もう
もうあのお仕事は
辞めたって・・・」
「あれが、最後の客だよ」
「・・・・・」
俺は
湯呑をテーブルの端に寄せて
テーブルに両肘をつき
まだ
何か言いたそうな
ユウリの顔を
覗きこんで
尋ねた
「納得できねぇか?」
「だって…」
「だってなんだ?」
「・・・ライキさん
・・キス・・・
してました」
「・・・」
ユウリは
クッションに
顔をうずめるようにして
うなずいた
「勘違いすんなよ
あれは
お客だ
奴隷の仕事の」
「で、でも・・・」
「ん?」
「でも、もう
もうあのお仕事は
辞めたって・・・」
「あれが、最後の客だよ」
「・・・・・」
俺は
湯呑をテーブルの端に寄せて
テーブルに両肘をつき
まだ
何か言いたそうな
ユウリの顔を
覗きこんで
尋ねた
「納得できねぇか?」
「だって…」
「だってなんだ?」
「・・・ライキさん
・・キス・・・
してました」