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従わない奴隷
第13章 俺の心とユウリの心
キスは
していなかった
ミキに
「ここでキスしたら・・」
と言われたけど
寸前で、男が現れた
だから
キスはしてねぇ
でも
他の女とは
それ以上の…
「その女の
恋人役…だったんだよ」
「恋人…役…」
「でも、キスはしてねぇ」
「え…」
「ユウリ
ちゃんと見たのか?
唇と…」
ユウリに手を伸ばし
人差し指で
そっと唇に触れた
約束……したっけかな…
もうしないとか
なんとか…
「唇が重なるところまで
見たのか?」
「………」
俺が触れているからか
ユウリの答えがない
仕方なく
手をテーブルに戻すと
ユウリは
首を振った
「見て…ません
見れませんでした」
「してないんだよ
キスなんか
してねぇんだ」
していなかった
ミキに
「ここでキスしたら・・」
と言われたけど
寸前で、男が現れた
だから
キスはしてねぇ
でも
他の女とは
それ以上の…
「その女の
恋人役…だったんだよ」
「恋人…役…」
「でも、キスはしてねぇ」
「え…」
「ユウリ
ちゃんと見たのか?
唇と…」
ユウリに手を伸ばし
人差し指で
そっと唇に触れた
約束……したっけかな…
もうしないとか
なんとか…
「唇が重なるところまで
見たのか?」
「………」
俺が触れているからか
ユウリの答えがない
仕方なく
手をテーブルに戻すと
ユウリは
首を振った
「見て…ません
見れませんでした」
「してないんだよ
キスなんか
してねぇんだ」