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従わない奴隷
第20章 小さなベッド
ユウリは
俺にビールをついで

俺は
ユウリに
酎ハイをついで


カンパイした。


そんな
ささいなことが
楽しくて
たまんねぇ



「ユウリっ!!」



「はいっ」



「サラダ!うめぇ!!」



「あっ(笑)

ありがとうございます」



照れてるのか
酔ってるのか
ユウリの顔が赤い



ユウリは
料理習いだしたからか
あんま、見たことないよーな
サラダを作ったりしていた


サラダがうまい
ビールもうまい

ユウリも


かわいい(笑)


サイコー。




ピザが届いてから
ユウリは
俺の隣じゃなくて
前に座ってた場所に
座っていた

まぁ…

仕方ねぇ。


隣だと
飯食うには
ちょっと狭すぎなんだ。


最初は隣にいないことが
なんかちょっと
嫌だったんだけど

ユウリが
食べてるとこ
見れるから

それはそれで


なんかよかった。





相変わらず

何度も
唇を拭って

何度も
指も拭っていた



濡らして絞った
小さなタオルが
準備されてて


俺も
それで
何度か手を拭いた


そんなことも
ユウリらしいな
って思って

一緒に住んだら
いろんなユウリが
見られるんだろーな・・



って





ちょっと

思った




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