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第20章 小さなベッド

ピザが
半分くらい
なくなったころ


ユウリは
あれこれと
明日の朝のことを
聞いてきた



いつも
朝食はどうしてるのか

とか

何時にココを出れば
ショップに間に合うのか

とか

どのくらいで
出かける準備が
できるのか


とか(笑)



そんなことを
聞かれたのは



はじめてのような
気がした(苦笑)



まぁ・・・

ある意味
初めての
お泊りだから

ユウリも
色々気をつかってる
みたいだった



しばらくすると
ユウリは
お腹いっぱいになったのか

唇をキレイに拭って
クッションを抱きしめた



「もぉ、いーのか？」


「はい、ごちそうさまです」


って
ニコッと笑う


「じゃあ
こっちこいよ」


と、少し
俺の左側を空けると
ユウリは
はにかんで


小さな声をだした




「……うん…」