この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
真実アイロニー【完結】
第2章 運命だとしても

残された俺と中島先生はわけがわからなくて、思わず顔を見合わせた。
それから、独り言の様に呟く。


「……何でしょうかね」

「問題児がいるんでしょうか」

「そんな感じでしょうね、多分」

「まあ、頑張って下さいね。何かあれば相談乗りますから」

「あ。ありがとうございます」



ニコっと俺の肩に手をかけて、微笑む中島先生。
内心、俺が受け持たなくてよかったとか思ってるんだろうな。


ダメだダメだ。
初日から捻くれてる、俺。


いや、俺は別に問題児がいようと気にしないし、寧ろ歓迎なんだ。
あ。歓迎はおかしいか。
そういった生徒がいないに越した事はないんだから。



でも、俺は何か抱えてる生徒の力になりたくて教師になったんだから。

だから、俺でよかったんだと思う。


それから、やっと来た教頭先生に連れられて中島先生と共に応接室に入る。
/224ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ